SwitchBotは、どの家電から自動にしたいかと外出先から操作したいかで選ぶと失敗しにくくなります。エアコンやテレビをスマホで動かしたいならハブミニ、カーテンや鍵を外から操作したいなら、カーテン3やロック Proにハブを足すのが基本の組み合わせです。
この記事では、値段の安い順に5製品を紹介し、それぞれの弱点と合わない人も書いています。表の値段は、2026年10月12日に価格.comで調べた最安値です。SwitchBotは2026年8月1日に25製品の値段を改定しています。買う前に最新の値段を確かめてください。(出典:モノ比較の価格改定まとめ)
SwitchBotは中国・深圳発のブランドで、日本ではSWITCHBOT株式会社(東京都渋谷区)が販売しています。(出典:gori.me、PR TIMESの会社概要)
SwitchBotを買って後悔する人に共通する原因
SwitchBotで後悔しやすいのは、製品そのものより、つなぎ方と家の条件を見落としたときです。
1つ目は、ハブが要る製品を単体で買ってしまうことです。カーテン3やロック ProはBluetoothでスマホとつながる製品で、単体では外出先から操作できません。外から動かしたい人は、ハブを別に買う必要があります。
2つ目は、自宅のWi-Fiの周波数を確かめていないことです。今回のプラグミニはWi-Fiが2.4GHzのみの対応で、ハブ3も2.4GHzの対応と案内されています。ルーターの設定によっては、つなぐときに戸惑うことがあります。(出典:メーカー公式、家電Watch)
3つ目は、取り付ける場所の寸法を測っていないことです。カーテン3はカーテンレールの形、ロック Proは玄関の鍵のつまみ(サムターン)まわりの寸法によって、付けられるかどうかが変わります。
SwitchBotの選び方
外出先から操作したいかでハブの要否を決める
SwitchBotの製品は、Wi-Fiで直接ネットにつながるものと、Bluetoothでスマホとつながるものに分かれます。プラグミニはWi-Fiでつながるのでハブは要りません。カーテン3とロック Proは、外出先からの操作や音声操作にハブが必要です。家にいるときにスマホで動かすだけなら、ハブなしでも使えます。(出典:メーカー公式、家電Watch)
最初に自動にしたい家電を1つ決める
リモコンで動くエアコンやテレビを操作したいならハブミニ、カーテンの開け閉めならカーテン3、鍵ならロック Pro、コンセントにつなぐ家電の電源ならプラグミニと、製品ごとに役割がはっきり分かれています。まず毎日いちばん面倒に感じている操作を1つ選ぶと、買う製品が決まります。
iPhoneのホームアプリで使いたいかを確かめる
iPhoneのホームアプリから直接使えるのは、プラグミニの「HomeKit対応」版のような一部の製品です。ほかの製品は、Matterという共通規格に対応したハブミニ(Matter対応)やハブ3を経由してホームアプリにつなぎます。AlexaやGoogleアシスタントで声で操作する場合も、Bluetooth製品はハブとの併用が必要です。(出典:メーカー公式、Impress Watch)
SwitchBotおすすめ5選
値段の安い順に紹介します。プラグミニHomeKit対応版は価格.comに値段の登録がなかったため、公式の値段で並べています。
SwitchBot プラグミニ(JP)HomeKit対応|iPhoneで家電の電源を操作したい人に
公式の値段は2,480円です。価格.comでは値段の登録がなく、今の売値は確認できませんでした。コンセントに差し、そこに家電をつなぐと、スマホやタイマーで電源の入り切りができます。消費電力をアプリでリアルタイムに確かめられ、Apple HomeKit、Alexa、Google Homeに対応しています。Wi-Fiで直接つながるので、ハブは要りません。(出典:メーカー公式)
HomeKitに対応していない通常版「プラグミニ(JP)」は、公式で1,980円です。電力の確認やWi-Fiでの操作は通常版にもあります。iPhoneのホームアプリで使わないなら、通常版のほうが500円安く済みます。(出典:メーカー公式)
弱点は、Wi-Fiが2.4GHzのみの対応であることと、片方の刃が広いプラグのため、N極に対応したコンセントか延長コードでしか使えないことです。古い延長コードを使っている家では、差せないことがあります。(出典:メーカー公式)
向いているのは、iPhoneで家電の電源やタイマーをまとめて管理したい人です。HomeKitを使わない人は、通常版を選んだほうが安くなります。

SwitchBot プラグミニ(JP)HomeKit対応
- Wi-Fi(2.4GHz)でつながるのでハブ不要
- 消費電力をアプリで確認できる
- Apple HomeKit・Alexa・Google Homeに対応
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)|エアコンやテレビをスマホで動かしたい人に
今の売値は4,930円で、公式の値段は5,980円です。赤外線リモコンで動くエアコン、テレビ、照明などを、スマホからまとめて操作できます。カーテン3やロック ProなどBluetooth製品をネットにつなぐ役目も持ち、2024年1月26日に発売されました。電源はUSB Type-Cケーブルからとります。(出典:メーカー公式、家電Watch)
弱点は、本体に温度や湿度を測るセンサーがないことです。「室温が下がったら暖房を入れる」ような自動化をするには、温湿度センサー付きのケーブルが別に必要になります。ホームアプリで操作できるのは、ハブミニに登録した赤外線リモコンの家電と案内されています。(出典:メーカー公式、Impress Watch)
向いているのは、まず5,000円前後で、リモコンの家電をスマホで操作してみたい人です。部屋の明るさや人の動きで家電を動かしたい人には、ハブ3のほうが合います。

SwitchBot カーテン3|カーテンの開け閉めを自動にしたい人に
今の売値は7,633円(U型・ホワイト)です。公式の値段はU型とポールタイプが8,980円、I型が9,425円です。今あるカーテンレールに取り付けると、タイマーやスマホでカーテンを開け閉めできます。本体には光センサーがあり、明るさに合わせた自動操作もできます。(出典:価格.com、メーカー公式、PHILE WEB)
静かに動かしたいときは、QuietDriftモードを使えます。秒速5mm、運転音25dB以下で、ゆっくり開け閉めするモードです。バッテリーは3,350mAhで最大8か月使え、本体下部のUSB Type-C端子で充電します。別売のソーラーパネル3(2,980円)を付けると、太陽光でも充電できます。(出典:メーカー公式、PHILE WEB、家電Watch)
弱点は、単体では外出先から操作できないことです。遠隔操作や音声操作にはハブが別に必要です。QuietDriftモードは静かな代わりに、家電Watchの検証では開閉に約2分かかっています。両開きのカーテンは本体が2台要るので、費用も2倍になります。耐荷重はU型が16kg、ポールタイプが15kgで、重いカーテンには付けられません。(出典:家電Watch、メーカー公式)
向いているのは、片開きのカーテンを毎朝決まった時間に開けたい人です。両開きの窓が多い人や、外出先から操作したいのにハブを買う予定がない人には合いません。

SwitchBot ハブ3|センサーで家電を自動で動かしたい人に
今の売値は12,600円です。公式の値段は2026年8月1日の改定で14,980円から16,980円に上がっています。公式の値段と価格.comの最安値の差は、値段が分かった4製品の中でハブ3がいちばん大きく、4,380円でした。(出典:価格.com、メーカー公式、モノ比較の価格改定まとめ)
温度・湿度・照度・人感の4つのセンサーを持ち、「人の動きを感じたら照明をつける」ような自動化を、別のセンサーを買わずに組めます。温湿度センサーは付属のケーブルに入っています。エアコンの温度などを回して調節するダイヤルと、4つのボタン、天気や室温を表示する画面もあります。収録しているリモコンデータは約101,000以上です。Matterに対応し、SwitchBotの製品を最大30台までMatter対応にできます。(出典:メーカー公式、家電Watch)
弱点は、ハブミニより今の売値で7,670円高いことです。電源は付属の5V/2Aアダプターからとり、Wi-Fiは2.4GHzに対応しています。本体は94×38×126mm、190gで、ハブミニより置き場所をとります。(出典:家電Watch)
向いているのは、センサーを使った自動化まで1台で済ませたい人です。リモコンの家電をスマホで動かせれば十分な人には、ハブミニのほうが安く済みます。

SwitchBot ロック Pro|鍵を持ち歩かずに玄関を開けたい人に
今の売値は15,283円(公式の値段は17,980円)で、5製品の中でいちばん高い製品です。玄関の内側の鍵のつまみ(サムターン)に後付けし、両面テープかネジで固定するので、ドアに穴を開ける必要はありません。スマホでの開け閉めのほか、期間限定やワンタイムのパスワードを発行できます。別売の指紋認証パッドと組み合わせると、指紋やパスワード、NFCカードでも開けられます。(出典:価格.com、メーカー公式)
弱点は、単3形乾電池4本で動く電池式であることです。毎日10回ずつ開け閉めして約9か月で交換が必要です。電池の代わりに使える専用の充電式バッテリーは別売(3,480円)です。外出先からの操作や通知を受け取るにはハブが要ります。メーカーは、スマホの電池切れに備えて外出時は今までの鍵を持つよう案内しています。(出典:メーカー公式)
上位機種として、2025年5月7日にロックUltra(公式22,980円)が発売されています。ロック Proより開けるまでの速さが78.6%、モーターの回す力が50%上がり、電源は1回の充電で約1年使える充電式バッテリーです。電池交換の手間を減らしたい人は比べてみてください。(出典:メーカー公式、家電Watch)
向いているのは、鍵を持ち歩きたくない人や、来客用の一時的な鍵を発行したい人です。電池交換や別売のハブを手間に感じる人には合いません。

SwitchBot5製品の比較表
表の値段は、2026年10月12日に価格.comで調べた最安値です。
| 商品名 | 今の売値 | 主なスペック | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| SwitchBot プラグミニ(JP)HomeKit対応 | 価格.comでは確認できなかった(公式2,480円) | 電力の確認/Wi-Fi 2.4GHz/ハブ不要 | iPhoneで家電の電源を操作したい人 |
| SwitchBot ハブミニ(Matter対応) | 4,930円 | 赤外線リモコン操作/Matter対応/センサーなし | リモコンの家電をスマホで動かしたい人 |
| SwitchBot カーテン3 | 7,633円(U型) | QuietDriftモード/光センサー/遠隔操作はハブが必要 | 片開きのカーテンを毎朝自動で開けたい人 |
| SwitchBot ハブ3 | 12,600円 | 温度・湿度・照度・人感センサー/Matter対応/ダイヤル | センサーで家電を自動で動かしたい人 |
| SwitchBot ロック Pro | 15,283円 | 単3電池4本/後付け/遠隔操作はハブが必要 | 鍵を持ち歩かずに玄関を開けたい人 |
買う前に確認したいこと
注文する前に、次の5つを確かめてください。
- 自宅のWi-Fiに2.4GHzの電波があるか
- 外出先から操作したい製品がBluetooth製品かどうか、ハブを持っているか
- カーテンレールの形(U型・ポールタイプ・I型)と、カーテンの重さ
- 玄関の鍵のつまみの中心からドア枠までの距離(ロック Proの取り付け前にメーカーが測るよう案内しています)
- プラグミニを差すコンセントや延長コードがN極に対応しているか
正直に伝えたいSwitchBotの弱点
製品を増やすほど、電池や充電の手間も増えます。今回の5製品では、カーテン3が最大8か月ごとの充電、ロック Proが約9か月ごとの電池交換が目安です。
ハブを持たずにBluetooth製品を買うと、外出先からの操作や音声操作ができません。カーテン3とロック Proを外から動かしたい人は、ハブの値段を合わせた予算で考えると、買ったあとの差が小さくなります。
8月の値上げで、今回の5製品のうち本体の値段が上がったのはハブ3だけでした。プラグミニHomeKit対応の2個セットと、ロック Pro用の充電式バッテリーも対象です。(出典:モノ比較の価格改定まとめ)
まとめ
SwitchBotは、最初に自動にしたい家電と、外出先から操作したいかで選ぶと後悔しにくくなります。
iPhoneで家電の電源を操作したいならプラグミニHomeKit対応、HomeKitが要らなければ通常版、リモコンの家電をスマホで動かしたいならハブミニ、カーテンならカーテン3、センサーで自動化したいならハブ3、鍵ならロック Proが候補です。
迷ったら、まず家のWi-Fiとハブの有無を確かめてから、いちばん面倒に感じている操作を自動にする1台を選んでください。


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