PR

日立 vs シャープ ドラム式洗濯機どっちがいい?2026年徹底比較

ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機を日立とシャープで迷っている方は多いと思います。
どちらも国内メーカーで、価格帯も20万円前後と近く、カタログを並べても決め手が見つかりません。

ただ、両社のメーカー公式の数値を突き合わせると、実は設計の方向がはっきり分かれていることが分かります。
しかも、その違いは容量でも価格でもなく「乾燥」に出ます。

この記事では、2026年8月時点で実際に買える両社のモデルについて、メーカー公式の仕様と価格.comの今の売値をすべて調べ直したうえで比較しました。

結論から言うと、洗濯物を早く終わらせたい方は日立、電気代と音を抑えたい方はシャープです。その理由を数字で説明していきます。

日立とシャープで迷ったら、まず「乾燥」を見てください

ドラム式選びで後悔する原因のほとんどは、洗濯の性能ではなく乾燥まわりです。洗う性能は各社かなり成熟していて、正直なところ体感で差が出にくくなっています。
一方、乾燥は「どれくらい時間がかかるか」「電気代がいくらか」「うるさくないか」が毎日の生活に直接響きます。

そして日立とシャープは、この乾燥の考え方が正反対と言っていいほど違います。まずはそこを押さえてしまえば、選択はかなり簡単になります。

乾燥の速さと電気代は、両社でちょうど正反対です

両社の最上位モデルについて、メーカー公式サイトに載っている「洗濯から乾燥まで」の数値を並べます。
日立のビッグドラム BD-STX130M と、シャープの ES-12X1 です。
どちらも2025年9月発売で、今いちばん売れている価格帯のモデルです。

洗濯から乾燥までかかる時間使う電気
日立 BD-STX130M(標準コース)約93分約1,150Wh
シャープ ES-12X1約150分約590Wh
日立 BD-STX130M(省エネコース)約200分約680Wh
出典:日立・シャープ各社の公式仕様ページ(2026年8月時点)

この表がこの記事でいちばん大事なところです。読み取れることは3つあります。

1つ目は、日立が圧倒的に速いことです。標準コースなら洗濯から乾燥まで約93分。シャープの150分と比べて1時間近く短く済みます。
しかも日立は乾燥7kg、シャープは乾燥6kgなので、日立は1kg多い洗濯物をより短時間で乾かしていることになります。
夜に洗濯を回して寝る前に取り込みたい方や、日中に何度も回したい方には効いてきます。

2つ目は、シャープが圧倒的に省エネなことです。590Whは日立の標準コース(1,150Wh)のほぼ半分です。シャープのES-12X1は省エネ大賞を受けているモデルで、この数値はドラム式全体でもトップクラスです。

3つ目は、日立にも省エネコースがあることです。ここは他ではあまり触れられていない点です。
日立は省エネコースを使えば680Whまで下がり、シャープの590Whにかなり近づきます。
ただし時間は約200分と、シャープよりさらに50分長くなります。
つまり日立は「速いが電気を使う」と「遅いが省エネ」を自分で切り替えられる作りで、シャープは最初から省エネ寄りに振ってある、という違いです。

日立とシャープ 今買える主要モデルの比較表

2026年8月時点で実際に買える主要モデルを一覧にしました。機種名をタップすると、その機種の解説に飛べます。

機種洗濯/乾燥洗濯〜乾燥電力量乾燥音今の売値
日立 BD-STX130ML13kg/7kg93分1,150Wh49dB約217,000円
日立 BD-SX130ML13kg/7kg93分1,150Wh49dB約195,000円
シャープ ES-12X112kg/6kg150分590Wh42dB約195,935円
シャープ ES-12P112kg/6kg700Wh約192,546円
シャープ ES-8XS18kg/4kg800Wh約173,000円
売値は価格.comの最安値(2026年8月13日調べ)。Amazonや楽天、量販店では2〜3万円高いことがあります。電力量と時間は各社公式の標準コースの値です。

表を見ると、日立の2機種は数値がまったく同じです。BD-STX130MLとBD-SX130MLは中身が同一で、違いは操作パネルだけです。
上位のSTXはワイドカラー液晶のタッチパネル、SXは押しボタン式です。この差だけで約2万円違うので、パネルにこだわらない方はSXを選べばそのまま2万円浮きます。

電気代と水道代を1年分で計算すると

Wh(ワットアワー)で言われても実感が湧かないので、お金に直してみます。
電気代は1kWhあたり31円(家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)、水道代は1Lあたり約0.24円として、毎日1回まわした場合の1年分です。

1回の電気代1回の水道代年間合計
日立(標準コース)約36円約16円(65L)約19,000円
日立(省エネコース)約21円約16円(65L)約13,500円
シャープ ES-12X1約18円約12円(49L)約11,000円
水道代は地域によって単価が違うため、おおよその目安です。

日立を標準コースで毎日使う場合と、シャープを使う場合で、年間おおよそ8,000円の差になります。
10年使えば8万円ですから、本体価格の差より大きくなる計算です。

ただし公平を期すために書いておくと、日立は乾燥7kg、シャープは乾燥6kgと容量が違います。同じ量の洗濯物で比べた数値ではないので、この差がまるごと性能差というわけではありません。
また日立も省エネコースを使えば年間約13,500円まで下がり、差は2,500円ほどに縮まります。

静かさ・サイズ・お手入れの違い

音はシャープが静かです

乾燥時の運転音は、日立が49dB、シャープが42dBです。7dBの差は数字以上に体感が変わります。
40dB台前半は図書館の中くらい、50dB近くになると静かな事務所や換気扇の音くらいのイメージです。

洗濯機の設置場所が寝室や子ども部屋の近くにある方、マンションで夜に回したい方は、この差を優先して考える価値があります。

本体の大きさはほぼ互角、ただし高さに注意

奥行高さ重さ
日立 BD-STX130M630mm(本体600mm)720mm1,065mm約93kg
シャープ ES-12X1640mm(本体596mm)719mm1,120mm約80kg

幅と奥行はほぼ同じですが、高さはシャープが55mm高くなっています。洗濯機の上に棚がある場合や、防水パンの上に設置して蛇口の位置が低い場合は、この5.5cmが入るかどうかを必ず測ってください。
ドラム式は搬入後に「入らなかった」となると本当に大変です。

重さは日立が約93kg、シャープが約80kgです。どちらも2階以上への階段搬入は追加料金がかかることが多いので、購入時に確認しておきましょう。

お手入れはアプローチが違います

日立は「らくメンテ」という考え方で、そもそも乾燥フィルターをなくしています。毎回フィルターの糸くずを取る作業が要らないのが強みです。
加えて「らくメンテ洗浄」コースで洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキンをまとめて洗えます。

シャープは4か所を自動で掃除する仕組みを持っています。どちらも「手入れの手間を減らす」という目的は同じで、フィルター掃除そのものをなくした日立か、自動掃除で対応するシャープか、という違いです。

【2026年8月の注意】日立は新型が出た直後で、価格が約2倍です

これは今このタイミングで日立を検討している方に、必ず知っておいてほしいことです。

日立は2026年8月下旬に新型のBD-STX130P(Pシリーズ)を発売します。当然そちらが最新なのですが、価格を見ると事情が変わります。

機種発売洗濯/乾燥今の売値
BD-STX130P(新型)2026年8月下旬13kg/7kg約407,000〜448,000円
BD-STX130M(現行)2025年9月中旬13kg/7kg約217,000円
価格.com調べ(2026年8月13日時点)

同じ13kg/7kgで、約19万円から23万円の差があります。新型はまだ発売直後で値引きが入っていないため、この価格になっています。
ドラム式は発売から半年から1年で大きく下がる商品なので、今の新型価格で買うのは正直おすすめできません。

逆に言えば、1年前のモデルであるBD-STX130Mが約21.7万円まで下がっている今は、日立を買うには良いタイミングです。
1つ前の世代とはいえ、乾燥フィルターレスもヒートポンプ式も93分の速さもすべて入っています。

なお、どうしても最新型が欲しい方は、年明けから春にかけて値段が落ち着くのを待つ選択もあります。

目的別・今買うならこの5機種

1. 日立 BD-STX130ML|とにかく早く乾かしたい方に

日立の現行最上位です。洗濯から乾燥まで約93分は、今回調べた中で最速でした。
しかも乾燥容量は7kgと大きいので、家族4人分をまとめて回しても一度で終わります。

乾燥フィルターがないため、毎回の糸くず取りが不要です。ドラム式で挫折する原因のかなりの部分がフィルター掃除なので、ここを構造的になくしているのは実用面で大きいです。ワイドカラー液晶のタッチパネルで操作も分かりやすくなっています。

こんな方におすすめです。

  • 夜に洗濯を回して、寝る前に取り込みたい
  • 家族が多く、1回で7kg分を乾燥させたい
  • フィルター掃除を絶対にしたくない
  • 電気代より時間を優先したい

注意点は、標準コースの電気代がシャープの約2倍になることと、乾燥時の音が49dBとやや大きめなことです。

2. 日立 BD-SX130ML|中身は同じで2万円安い

上のBD-STX130MLと洗濯乾燥の性能はまったく同じです。容量13kg/7kg、93分、1,150Wh、49dB、サイズも重さも一致しています。

違いは操作パネルだけで、こちらは押しボタン式です。それで約2万円安く、ダークグレーなら約195,000円で買えます。表示が液晶タッチである必要がなければ、こちらが素直な選択です。浮いた2万円は10年分の電気代の差を埋めるのに近い額です。

ホワイトは約214,800円と、STXとの差が小さくなります。色にこだわらないならダークグレーが狙い目です。

3. シャープ ES-12X1|電気代と静かさを重視する方に

シャープの現行最上位で、2025年の省エネ大賞を受けているモデルです。洗濯から乾燥まで590Whは、今回調べた中で最も少ない電力量でした。

乾燥時の運転音42dBも今回の最小です。洗い32dB、脱水39dBと全体的に静かで、集合住宅や、洗濯機が居室に近い間取りの方には効いてきます。

水の使用量も洗濯から乾燥まで49Lと少なく、日立の65Lより16L少なくなっています。プラズマクラスターや洗剤・柔軟剤の自動投入、4か所の自動掃除も入っています。

こんな方におすすめです。

  • 毎日乾燥まで使うので、電気代を抑えたい
  • 夜間に洗濯するので静かさが大事
  • マンションで音が気になる
  • 長く使って総コストを下げたい

注意点は、洗濯から乾燥まで約150分と日立より1時間近く長いことと、高さが1,120mmと日立より5.5cm高いことです。

4. シャープ ES-12P1|同じ12kgでもう少し安く

ES-12X1の1つ下にあたるモデルで、2025年9月18日発売です。洗濯12kg/乾燥6kgと容量は同じ、本体サイズも同じ640×719×1,120mmです。

違いは乾燥にかかる電力量で、こちらは700Wh。ES-12X1の590Whより110Wh多くなります。1回あたり約3円、年間で約1,200円の差です。売値の差は約3,000円なので、2年ちょっとで逆転する計算になります。
長く使うならES-12X1のほうが得ですが、初期費用を抑えたい方にはこちらもありです。

5. シャープ ES-8XS1|置き場所が狭い方に

洗濯8kg/乾燥4kgと容量は小さくなりますが、奥行が600mmとコンパクトです。上の12kgモデルが719mmなので、12cm近く浅くなります。

洗面所が狭くて大型ドラムが入らない、あるいは扉の開閉に干渉してしまう、というご家庭向けです。2025年11月27日発売と比較的新しく、乾燥の電力量も800Whに抑えられています。
一人暮らしや2人暮らしであれば容量的にも足ります。

売値は約173,000円です。容量が小さい割に安くはないので、置き場所の制約がある方向けの選択肢と考えてください。

選ぶときに知っておきたい注意点

シャープなら何でも省エネ、ではありません

ここは誤解しやすいところなので書いておきます。
シャープのドラム式は全機種が省エネというわけではありません。同じシャープでも、乾燥の仕組みによって電力量が大きく変わります。

シャープの機種洗濯/乾燥洗濯〜乾燥の電力量
ES-12X112kg/6kg590Wh
ES-12P112kg/6kg700Wh
ES-8XS18kg/4kg800Wh
ES-7S27kg/3.5kg1,600Wh
ES-11K111kg/6kg1,880Wh
シャープ公式の仕様ページより(2026年8月時点)

ES-11K1とES-7S2は、上位モデルの3倍前後の電力量です。
これは乾燥の仕組みが違うためで、価格の安いモデルはヒーターで温める方式を使っています。安いから選んだのに電気代で損をする、ということが起こり得ます。

シャープで選ぶなら、乾燥まで毎日使う前提であればES-12X1かES-12P1置き場所の都合があればES-8XS1、という考え方が無難です。

左開きと右開きを間違えないでください

両社とも左開き(型番の末尾がL)と右開き(末尾がR)があります。
そして今回調べた限り、右開きは左開きより3万円ほど高く売られていることが多いです。日立BD-STX130Mは左21.7万円に対し右25.3万円、シャープES-12X1も左19.6万円に対し右20.6万円でした。

これは需要の差による在庫状況の違いです。
壁の位置や動線の都合で右開きが必要な場合は仕方ありませんが、どちらでもよいなら左開きのほうが安く買えます。

よくある質問

結局、日立とシャープはどちらが良いのですか

優先することで変わります。洗濯から乾燥までを早く終わらせたいなら日立、電気代と静かさを取るならシャープです。
どちらも国内メーカーで洗浄力や品質に大きな差はないので、この2点で決めてしまって問題ありません。

電気代の差はそんなに気にするほどですか

毎日乾燥まで使うなら年間で約8,000円、10年で約8万円の差になります。
ただし日立も省エネコースを使えば差は年間2,500円ほどまで縮まります。乾燥を週に数回しか使わないご家庭であれば、差はもっと小さくなるので、そこまで重視しなくてよいと思います。

日立の新型は待つべきですか

今すぐ必要なら待たなくてよいと思います。2026年8月時点で新型BD-STX130Pは40万円を超えており、1年前のBD-STX130Mの約2倍です。
価格が落ち着くのは早くても年明け以降になります。急がないのであれば、来年の春まで様子を見る手もあります。

1つ前の世代を買っても大丈夫ですか

問題ありません。日立のBD-STX130Mは2025年9月発売で、乾燥フィルターレスもヒートポンプ式の乾燥もAIお洗濯もすべて搭載しています。ドラム式は毎年劇的に変わる商品ではないので、1世代前で十分実用的です。
ただし2022年以前の日立モデルは乾燥の仕組みが古く電気代が高いので、そこまで古いものは避けてください。

まとめ

日立とシャープのドラム式は、乾燥の考え方が正反対です。

  • 日立は洗濯から乾燥まで約93分と速く、乾燥容量も7kgと大きい。ただし電気は多く使い、音もやや大きめ
  • シャープは590Whと省エネで42dBと静か。ただし約150分と時間はかかる

時間を優先するなら日立のBD-STX130ML、またはパネル違いで2万円安いBD-SX130ML。
電気代と静かさを優先するならシャープのES-12X1、という選び方になります。

そして2026年8月現在は、日立の新型が出た直後で価格が約2倍になっている特殊な時期です。日立を買うなら1年前のMシリーズが約21.7万円まで下がっているので、そちらを選ぶのが賢明です。

どちらを選んでも、設置場所の幅・奥行・高さと、左開きか右開きかだけは必ず確認してから購入してください。
ここを間違えると性能以前の問題になります。

あわせて読みたい

シャープと東芝で迷っている方は、シャープ vs 東芝 ドラム式洗濯機どっちがいい?もご覧ください。

購入前の準備については、ネットで買うときの設置費用とリサイクル料金にまとめています。

AIご利用について
当ブログの記事はAI(人工知能)を活用して作成・補助しています。掲載内容は執筆者が確認・編集していますが、情報の正確性・最新性は各メーカー公式サイトや販売サイトにてご確認ください。
ドラム式洗濯機
しがサラをフォローする

コメント