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モバイルバッテリーおすすめ5選【2026年】選び方と飛行機の新ルール

並んだモバイルバッテリー5台と、空港でスマホを見る女性 ガジェット

モバイルバッテリーは、容量・出力・重さの3つを見ると、自分に合うものを選びやすくなります。同じ10,000mAhでも、重さやケーブルの有無は機種によって違います。

この記事では、選び方と安全のポイントを整理したうえで、容量と使い方の違う5台を比べます。容量・出力・重さはメーカー公式と価格.comの仕様表、値段は2026年10月4日の価格.comの最安値で確かめました。

また、2026年4月24日から、飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーは1人2個までになりました。機内でモバイルバッテリーを充電することも、モバイルバッテリーからスマホなどを充電することもできません。詳しくは記事の後半にまとめています。

スマホだけを充電するなら10,000mAh、ノートパソコンも充電するなら20,000mAhで、パソコンの充電器と同じくらいの出力があるものを選んでください。

選び方のポイント

1. 容量(mAh)は充電したい回数で決める

Anker公式の目安では、10,000mAhでiPhone 15を約2回、20,000mAhで約4回充電できます。5,000mAhは10,000mAhの半分の容量です。

表示の容量より充電できる量が少ないのは、電池の電圧(3.7V)をUSBの電圧(5V)に変えるときに、電気の一部が失われるためです(Anker公式)。

容量が大きいほど重くなります。今回の5台では、10,000mAhが187〜212g、20,000mAhが355〜430gです。

2. 出力(W)は充電したい機器で決める

スマホを充電するだけなら、今回の5台はどれも20W以上の出力があります。ノートパソコンを充電するなら、パソコンについている充電器の出力(W)を確かめて、それと同じくらいの出力があるものを選びます。

複数の機器を同時に充電すると、1台あたりの出力は下がります。たとえばCIO SMARTCOBY Pro SLIM SSは、USB-Cを1つだけ使えば最大35Wですが、2〜3台を同時に充電すると合計で最大30Wになります。

3. ケーブル内蔵か、貼り付け式か

ケーブルを別に持ち歩きたくないなら、USB-Cケーブルが本体についた機種が便利です。iPhone 12以降なら、背面に磁石で貼り付けてワイヤレスで充電できる機種もあります。

安全のために確かめること

PSEマークと事業者名

モバイルバッテリーは電気用品安全法の対象で、丸い形のPSEマークと事業者名の表示が必要です(経済産業省)。2019年2月1日からは、PSEマークのないモバイルバッテリーは販売できません。買う前に、商品ページや本体にPSEマークと事業者名があるかを確かめてください。

ただし、PSEマークがあっても事故が起きないとは限りません。次のAnkerの回収対象も、日本で正規に販売されていた製品です。

Ankerの回収対象(2026年10月時点)

発表日製品名型番対象台数
2025年6月26日Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)A1257401,771台
2025年6月26日Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 7.5W, Stand)A165215,018台
2025年10月21日Anker PowerCore 10000A1263410,124台

このほか、Anker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)(A1647)とAnker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)(A1642)も回収対象です。A1257とA1263の回収の原因は、電池セルの不具合で発火するおそれがあることです。

Ankerによると、回収の受付に期限はありません。消費者庁の公表では、A1257の回収率は2026年9月24日時点で55.3%、A1263は2026年8月20日時点で39.4%です。手元にAnkerのモバイルバッテリーがある方は、本体に書かれた型番を確かめて、Anker公式サイトの受付ページから申し込んでください。

捨てるとき

モバイルバッテリーの捨て方は、市区町村によって違います。ほかのごみに混ぜず、住んでいる市区町村のルールを確かめてください。2026年4月1日からは、資源有効利用促進法の改正で、メーカーや輸入事業者にモバイルバッテリーの回収とリサイクルが求められるようになりました。

飛行機に持ち込むときのルール

国土交通省によると、2026年4月24日から次のルールが加わりました。

  • 機内に持ち込めるモバイルバッテリーは、1人2個まで(160Wh以下に限る)
  • 機内でモバイルバッテリーを充電しない
  • 機内でモバイルバッテリーからスマホなどを充電しない

これまでどおり、モバイルバッテリーは預け荷物に入れられず、160Whを超えるものは持ち込めません。2025年7月8日からは、座席の上の収納棚に入れないことも求められています。

Wh(ワットアワー)は「容量(mAh)×電圧(V)÷1,000」で計算します。20,000mAhで電圧3.7Vの電池なら約74Whなので、今回の5台はどれも160Wh以下です。

モバイルバッテリーおすすめ5選 比較表

機種容量最大出力重さ充電のしかた今の売値
Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W)10,000mAh30W約212gケーブル内蔵約3,990円
CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS10,000mAh35W187gケーブル別約5,480円
Anker Nano Power Bank (5000mAh, MagGo, Slim)5,000mAh有線20W・ワイヤレス15W約122giPhoneに貼り付け約5,880円
Anker Power Bank (20000mAh, 87W)20,000mAh合計87W約430gケーブル内蔵約6,920円
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS20,000mAh67W355gケーブル別約9,880円

売値は2026年10月4日の価格.comの最安値です。色によって値段が違う機種は、いちばん安い色の値段を載せています。

モバイルバッテリーおすすめ5選

1. Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-C ケーブル)|ケーブルを持ち歩きたくないなら

2025年4月に出た、USB-Cケーブルが本体についたモデルです。型番はA1688です。出力はUSB-Cが最大30W、USB-Aが最大22.5Wで、内蔵ケーブル・USB-C・USB-Aの3つを使えば3台を同時に充電できます(合計最大30W)。本体への充電は最大20Wです。

価格.comの最安値は約3,990円(ブラック)で、今回の5台でいちばん安い機種です。ほかの色は約4,490円です。

弱点は重さと厚さです。約212g・厚さ約25mmと、同じ10,000mAhのCIO SMARTCOBY Pro SLIM SS(187g・約16mm)より重くて厚い機種です。

こんな人に:ケーブルを忘れがちで、できるだけ安く1台ほしい人

2. CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS|薄くて軽い10,000mAhがほしいなら

2026年3月27日に出た、10,000mAhのモデルです。厚さ約16mm・187gで、今回の10,000mAhの2台の中では薄くて軽い機種です。USB-C 2つとUSB-A 1つがあり、USB-Cを1つだけ使えば最大35Wで充電できます。

電池は、CIOが「半固体系」と呼ぶものを使っています。この呼び方は、CIOが自社で決めたものです。

価格.comの最安値は約5,480円です。

弱点は、同時に充電したときの出力とケーブルです。2〜3台を同時に充電すると合計で最大30Wになります。ケーブルは内蔵されていないので、別に持ち歩く必要があります。

こんな人に:毎日ポケットやかばんに入れて持ち歩きたい人

3. Anker Nano Power Bank (5000mAh, MagGo, Slim)|iPhoneに貼り付けて使いたいなら

2025年7月に出た、iPhoneの背面に磁石で貼り付けて充電するモデルです。型番はA1665です。ワイヤレス充電の規格「Qi2」に対応し、ワイヤレスで最大15W、USB-Cで最大20Wです。厚さ約8.6mm・約122gで、今回の5台でいちばん薄くて軽い機種です。

貼り付けて使えるのは、iOS 17.4以上にしたiPhone 12以降です(iPhone 12 mini・13 mini・16eを除く)。

価格.comの最安値は約5,880円です。Anker公式サイトの値段は7,990円です。

弱点は容量です。5,000mAhと、今回のほかの4台の半分以下です。また、Androidのスマホや対象外のiPhoneには貼り付けて使えないので、USB-Cでの充電になります。

こんな人に:iPhone 12以降を使っていて、ケーブルなしで少しだけ充電したい人

4. Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)|ノートパソコンも充電したいなら

2024年7月に出た、20,000mAhのモデルです。型番はA1383です。内蔵ケーブルとUSB-Cは最大65W、USB-Aは最大22.5Wで、合計で最大87Wです。本体への充電も最大65Wです。Anker公式の目安では、iPhone 15を約4回充電できます。

価格.comの最安値は約6,920円(ブラック)です。ホワイトとパープルは約7,990円、Anker公式サイトは9,990円です。

弱点は重さです。約430gと今回の5台でいちばん重いので、毎日持ち歩くより、出張や旅行に向いています。

こんな人に:外出先でノートパソコンも充電したい人

5. CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS|20,000mAhをできるだけ軽く持ちたいなら

2026年3月27日に出た、20,000mAhのモデルです。USB-C 2つとUSB-A 1つがあり、1つのポートなら最大67Wです。重さは355g(価格.comの仕様表)と、同じ20,000mAhのAnker A1383(約430g)より軽い機種です。電池はPro SLIM SSと同じく「半固体系」です。

価格.comの最安値は約9,880円(ブラック)で、今回の5台でいちばん高い機種です。ホワイトは約10,980円です。

弱点は値段とケーブルです。Anker A1383より約3,000円高く、ケーブルも内蔵されていません。

こんな人に:ノートパソコンも充電したいが、できるだけ軽いものがほしい人

まとめ

モバイルバッテリーは、充電したい機器と持ち歩き方で選ぶと決めやすくなります。

  • ケーブルを持ち歩かず、できるだけ安く:Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W)
  • 薄くて軽い10,000mAhを毎日持ち歩く:CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS
  • iPhoneに貼り付けて使う:Anker Nano Power Bank (5000mAh, MagGo, Slim)
  • ノートパソコンも充電する:Anker Power Bank (20000mAh, 87W)
  • 20,000mAhをできるだけ軽く:CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS

飛行機には1人2個までしか持ち込めず、機内では充電も給電もできません。旅行に持っていく前に、個数と容量を確かめてください。

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